しまねのITエンジニア紹介

しまねのITエンジニア紹介

飯塚 裕之さん(京都府からのUターン)

飯塚裕之さん

所属会社:株式会社イーグリッド(企業サイト
出身地:島根県
島根に帰る前に住んでいた場所:京都府
職種:システムエンジニア

島根県に帰ってこられた経緯を教えてください。

島根県に帰ろうと思ったきっかけは?
もともと「いつかは帰りたい」という思いは持っていました。家族が体調を崩してしまったことをきっかけに本格的に島根での仕事を探し始めました。
どんなふうに仕事探しをされていましたか?
関西でも島根の転職イベントがあると知り、まずはそこに参加してみました。結構頻繁に開催されていて、私は2回ほど参加しました。あとはネットなどを使っての情報収集もしていました。

島根県で働いてみていかがですか?

今の会社への入社に至った経緯を教えてください
ネットで情報収集をしていて今の会社を知りました。企業理念や、業務や合宿の様子の写真などを見てとても雰囲気が良さそうだったので、この会社で働きたいという思いが強くなりました。
仕事上での変化はありましたか?
今の仕事では、社内管理システムの開発にあたって、お客様から直接要望などをヒアリングし、それを社内に流し込むというフロントの役割を担当しています。前職では、ほとんど外部に常駐して他社の方と仕事をするのが中心だったので、自分の会社の中の様子がよく分かっていなかったのですが、今はみんなで同じ空間で業務に取り組んで、誰がどんなことやっているかということも理解しながら仕事ができるので、他のメンバーとの仲間意識がより高まっていることを感じています。
島根県で働いてみて良かったことはありますか?
通勤が楽なことでしょうか。京都で働いているときは主に電車移動だったので、車の運転や通勤が最初は不安でしたが、慣れるととても便利です。最近は全国的に災害が多く、都会の方では台風などで電車が止まって家に帰れないということもよく耳にするので、そういった点ではとても快適だと思います。
島根県で働いてみて困ったことはありますか?
強いて言うなら、車移動になったことで運動量が減って、少し太ったことでしょうか…。 それ以外には特にないですね。
今後やってみたいことや目標はありますか?
島根はRuby発祥の地ということで、Rubyを使った開発がさかんです。私は前職であまり使う機会がなかったこともあり、Rubyに関しては今必死に勉強中なので、いずれはRubyをバリバリ使った開発をやってみたいです。

島根県に帰ってこられていかがですか?

帰ってきて良かったことは?
子どもの頃に参加していた地域のイベントにまた参加する機会が増えたのが嬉しいです。地区の夏祭りや、先日は野外での音楽イベントもありました。人口が減りながらもなんとか地域を活性化しようとする地元の動きはすごいと思います。私のように、一度は県外に出たけど帰ってきてまた参加しているという人もいます。
生活の変化はありましたか?
京都での一人暮らしから実家暮らしに変わって、良いところはやはり家に帰ったら食事があるというところでしょうか。それも含めてですが、以前よりも生活が規則正しくなったと思います。
休日の過ごし方は?
学生の頃に行っていた場所に出かけています。この間も、久しぶりに出雲大社に行ってみました。歴史が好きなので、その近くの博物館や神社などにも行って、ゆっくりとした時間を楽しんでいます。

Uターン、Iターンを考えている人へアドバイスをお願いします。

私は島根で仕事を探すとき、都会でやっていた仕事と同じような仕事があるか不安でした。でも、業務に関しては都会の企業と比べて全く遜色ないですし、チャットツールなどを使ったリモートでのお客様とのやりとりは、むしろ島根の企業の方が長けているのではないかと思うぐらいです。
また、島根県がUターン・Iターンを考えている人向けに行っているサポートとして、企業見学や面接の際の交通費の助成などの制度もあるようです。私は情報不足で利用するに至らなかったのですが、就活の負担を減らせるとても良い制度だと思うので、そういうものもぜひ上手く活用してほしいです。

Rubyを使った開発の様子
Rubyを使った開発の様子