しまスタブログ
雲海
2009年10月8日
こんにちは。
島根県の西部、山口県との県境に津和野という町があります。
山陰の小京都とも呼ばれ、昔ながらの街並みが残り、白壁と鯉の泳ぐ堀割や鷺舞などで有名です。
秋になると石見神楽が上演され、郷土料理である芋煮に舌鼓を打ったりするのですが、
ここでは、これ以外の津和野の楽しみ方を紹介したいと思います。
それは、城山から眺める雲海です。
津和野は山間の町なので、すごく天気の良い明け方には、朝霧が立ちこめます。
その時、津和野の町を見下ろす津和野城址に登ると、
澄んだ秋の空気の中、幻想的な雲海をじっくりと眺めることができるのです。
しかも城山にはリフトがあり、秋には早朝にも運転をしてくれるので、とても楽です。
http://www.tsuwano.ne.jp/kanko/modules/news/article.php?storyid=96
によると、今年の早朝営業は10月および11月の毎週日曜日、午前6時半から8時とのこと。
もちろん雲海は自然現象ですから、見たいと思った時に必ず見れるものではありません。
また、朝も早いので、寝る前に雲海が見れるかどうか、当たりをつけておかないといけません。
天気予報を見たり、夜風の気温や湿度を肌で感じたり、
夜空を見上げて星がどの程度見えるかを確かめたりして、
「明日は雲海が見れるかな?」と考えるのです が、
そうやって自然のささやきに耳を済ましてみることができるって、
なんだか素敵な感じがしているこの頃です。