しまスタブログ
焼き芋を楽しむ
2009年11月25日
こんにちは。
自然豊かな島根では四季折々の楽しみがあります。
深まる秋から冬へと移りゆくこの季節は、焼き芋づくりでしょうか。
松江市内から車を走らせること1時間。
我が家がたまに過ごす山麓の隠れ屋は、澄んだ空気に、美味しい天然水、木々に囲まれた空間。
よく県外の方は「松江の生活リズムはゆったりとしていますね」とおっしゃいますが、
そんな松江の周回遅れのような時の流れ。
さて、焼き芋づくり。
まずは焚き火にする落ち葉と、種火にする枝や倒木の幹を集めます。
これらは出来るだけ沢山集めます。間もなく2歳になる息子も何やら楽しそうにお手伝い。
集まればまずは落ち葉から燃やし、続いて枝、そして幹と燃やし、
火の勢いを落とさないよう落ち葉を追加投入します。
幹が赤々と燃える種火になれば、焚き火は成功。ここまでだいたい1時間半を要します。
次はいよいよ芋を焼く作業。
自家製のさつまいもは表面を焦がさないようアルミホイルに巻き、
落ち葉が焼けた灰を掘り、その中に埋めます。
芋の上に灰をかぶせ、さらにその上に赤々と燃える枝や幹を置きます。
【しっかりと火の番しなきゃ!】
芋を焼くこと1時間ちょっと。
ようやくに灰をのぞき、芋を掘り起こし、アルミホイルの上から芋を押してみて、
感触が柔らかければ出来上がり!
時間をかけ、じっくりと焼きあげた焼き芋は、
口に放り込んだ瞬間にとろけ、甘みが口いっぱいに広がります。
まさに至福の時です。
【お味は格別!】
落ち葉を集めてから食べるまで約3時間。
家族と会話をしながらの共同作業は楽しく、また、揺れる炎を眺め集中する種火づくりは、
なんともリラックスするひとときです。
日常生活から離れての焼き芋づくりでした。