しまスタブログ
朝日山
2010年1月18日
こんにちは。
松江市街から北西へ約15km、旧鹿島町に朝日山(標高342m)があります。
出雲風土記に記されている四つの神名樋山の一つであり、山頂直下に朝日寺もあることから、
地元の人からは「あさいさん」と呼ばれ親しまれている山です。
家内の実家が鹿島町ということもあり以前からその存在は知っていたのですが、
二年ほど前に知人から薦められたのがきっかけで登り始め、休みの日になると、
2時間程度の山登りを何度か楽しんでいます。
登山口としては南の宍道湖側(松江市長江町)もありますが、私は北の日本海側(鹿島町古浦)から。
中腹にあるゲートボール場まで車で行き、そこからの山道に足を踏み入れるとすぐに空気は変わります。
鳥のさえずりを聞きながら、足下には可憐に咲く山野草。
無学なのでいずれも私には名前が判らないのですが、写真に収めながら足を進めます。
ふと振り返ると、眼下には古浦の家々と砂浜に打ち寄せる日本海。
海を眺めながらの山歩きという贅沢な行程を楽しみながら、
階段状の道にちょっと息をはずませて高度を上げ、木橋をくぐるとポンと朝日寺の広場に出ます。
左隅にある大きな鐘楼の横を通って、最後に2~3分登ると頂上に到着。
前面に広がる宍道湖、左手に湖に浮かぶ松江市街、そして背後には日本海。
日常の煩わしさを忘れさせてくれるひとときです。