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桜名所めぐり

2013年4月10日

今年は全国的に桜の開花が早く、島根県内の桜も3月末から4月始めにかけて見頃の所が多かったようです。そこで、この春、私がお花見に出かけた名所を紹介しようと思います。

玉湯川沿い桜並木(松江市玉湯町)

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玉造温泉街の玉湯川両岸に並ぶ桜の花を散策しながら眺められます。お花見帰りに温泉に入ってみるのもいいですし、玉湯川辺には足湯もあるので、ゆっくり浸かりながらお花見するのもプチ贅沢気分を味わえます。夜はライトアップされ温泉街全体が幻想的な雰囲気となり、一段ときれいな桜風景が眺められます。浴衣を着た観光客の皆さんがカランコロンと下駄を鳴らして歩く姿も風情豊かです。

斐伊川堤防桜並木(雲南市木次町)

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ここは「日本さくら名所百選」に選ばれています。2㎞の桜のトンネルを歩くのもいいのですが、『願い橋』という潜水橋を渡って対岸からの桜並木の姿も最高にきれいです。

三刀屋川堤防桜並木(雲南市三刀屋町)

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三刀屋川をはさんで両岸に桜の木がずらりと並んでいます。広い土手があるので、レジャーシートを敷いて食事を楽しんだり、犬の散歩などペット連れには最適なお花見名所かもしれません。また、ここは『御衣黄』という緑色の桜があり、ピンク色の桜に比べて開花時期が遅いので、花見を2回楽しめる名所です。

松江城山公園(松江市殿町)

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お城を背景に桜を眺められる最高のお花見所です。昼休憩、お弁当を持って出かけましたが、短い時間の中で優雅で贅沢なひとときを味わいました。やはり黒塗のお城とピンク色のコントラストは見事な美しさです。夜はぼんぼりが点灯、お城も暖色系にライトアップされ、昼とは違った姿を見せてくれます。

花より団子という人は、島根の2種類の桜餅がおススメです。

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ひとつはぺらぺらの薄皮で餡を巻いたもの(長命寺)で、これは関東で主流です。もうひとつはおはぎみたいに餡を桜色の粒々状の餅で包んだもの(道明寺)で、これは関西が主流です。関西寄りの島根に関東風の桜餅があるのは、お抹茶好きで新しいもの好きであった七代目藩主の松平不昧公が江戸から持ち込んだからと言われています。    (A)

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