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「津和野紀行」
松江市からJR特急に揺られ西に向かって2時間半、来待色の石州瓦を車窓に目的地の津和野町に到着する。
ここは森鴎外、西周という文豪を生み出した近代日本史にとっても重要な城下町である。
町のシンボルともいえる太皷谷稲成神社は、通称「津和野おいなりさん」という。
日本五大稲荷の一つに数えられ、出雲大社に次いで県内2位の年間参拝客を数える。
参拝時には津和野の街並みが一望に見えて、ここで生まれ育った文豪たちも、この景色を見たかもしれないと思うと時代を超えて何だか感慨深い。 (Y.K)