しまスタブログ
茶・菓子処松江を味わう
京都、金沢に並ぶお茶処として有名な松江。
そのお茶文化を根付かせたのが、松江松平藩7代藩主の松平治郷(不昧公)です。
今年は不昧公没後200年を迎えるということで、不昧公やお茶に関する様々なイベント「不昧公200年祭」が市内各地で催されます。
※観光サイト【水の都 松江】 https://www.kankou-matsue.jp/
この開催を記念して、松江市内7か所の和菓子屋さんが、不昧公にちなんだものをイメージしてそれぞれの「不昧菓」を創作されました。
各店舗や島根県物産観光館で販売されています。
私も、7つ中4つを購入してみました。
治郷の正室が植えた松を目印にして舟を繋いだことを再現した菓子 練り切り「舟つきの松」
不昧公が大変愛したといわれる金魚をモチーフにした菓子 淡雪「出雲なんきん」
松平家の菩提寺である月照寺をイメージした菓子 練り切り「大亀と紫陽花」
松江城山公園内に彩鮮やかに咲く椿型の菓子 練り切り「ヤブ椿」
他にも、練り切り「御山池」、餅菓子「山椒餅」、練り切り「薄霞」があります。
また、秋には秋冬版「不昧菓」が発売されるそうです。
おいしい和菓子とともにいただくのは、やはり抹茶です。
そこで、最近、私が購入して良かったもの『ベストバイアイテム』を紹介します。
抹茶といえば、抹茶碗で一碗ずつ点てていただくものでしょうが、2、3人分まとめてお茶を点てることができる抹茶急須は、手軽にお茶を楽しむことができます。
通常どおり茶筅で点てたあと、注ぎ口から普段使用している湯呑み茶碗に注ぎ入れます。
特に作法にとらわれることなく、簡単に抹茶をいただけます。
湯呑み茶碗でなく、マグカップに注いでもいいかもしれませんね。
邪道といわれるかもしれませんが、これまでも様々な創意工夫があってお茶文化が生まれました。
千利休の教え「茶席ではすべての人が平等になる」といわれるように、どんなかたちであっても誰もがお茶を楽しむことができたら、それが一番良い方法だと思います。 (A)