しまスタブログ

松江は怪談のふるさとです

「知られぬ日本の面影」などで日本の怪談を世界に紹介した小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）。
松江は小泉八雲が来日して初めて滞在した街で、松江在住中、風土や文化、風習に強い感銘を受け、身の回りの世話をしていた小泉セツ（後に結婚）に、夜な夜な松江に伝わる怪談を語らせたそうです。

そんな怪談の街「松江」で、声優で松江観光大使を務める茶風林氏が企画演出を手掛ける怪談朗読会「酒林堂八雲~語りは酒とともにあり~」が開催されるというので、参加してきました。

会場は松江市内にある「洞光寺」。そう、なんとお寺です！
それだけで怖さが倍増します。（しかもこの日は雨だったので、雰囲気は申し分ないほどでした）

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茶風林氏のほか、アニメや映画の吹き替えで活躍中の人気声優による朗読は、まるで演劇を見ているかのような臨場感で、会場にいた150名全員すっかり引き込まれてしまいました。

幕間の「お清めタイム」では、茶風林氏自らがチョイスした島根の日本酒「七冠馬」と島根の特産品が詰まった特製おつまみセットをいただきます。
出演者によるトークや抽選会もあり、さっきまでし~んと静まり返っていた会場が、一気に賑やかになりました。

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「お寺で怪談なんて、怖くて帰れなくなったらどうしよう」と思いながら参加しましたが、怪談と言いつつ心温まる話ばかりで、ほろ酔いも手伝い、雨も上がった夜の帰り道をとてもいい気分で家路に着きました。　（M.M）