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ホーランエンヤ 開幕!

大阪天満宮(大阪市)の天神祭、厳島神社(広島県廿日市市)の管絃祭とともに日本三大船神事のひとつとされる「ホーランエンヤ」が5月18日に幕を開けました。

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ホーランエンヤとは、『慶安元年(1648年)、天候不順で凶作が予想され、これに心を痛めた松江・松平家初代藩主松平直政公が、当時効験の誉れが高く稲荷神社の社司を兼務していた阿太加夜神社(松江市東出雲町)の神主に命じ、城内に祀られた城山稲荷神社の御神霊を阿太加夜神社へ船でお運びし、長期にわたり五穀豊穣を祈願させたのがはじまり』とのこと。(以上、HPの解説より)

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御神霊を乗せた御座船を5地区の船(櫂伝馬船(かいでんません))が護衛するんですが、この櫂伝馬船に歌舞伎をイメージした衣装に身を包んだ「剣櫂(けんがい)」や「采振り(ざいふり)」が乗船し、地区の誇りと意地をかけ、きらびやかで勇壮な踊りを披露してくれました。それはまさに水上絵巻のよう。

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当日は、まずまずの天候に恵まれ、地元の方から、県外に在住している出身者、観光客、そして外国の方まで、数多くの方が観覧され、松江大橋などの橋の上や、川沿いの路は人が歩けないほどの大賑わい。

18日は「渡御祭」(城山稲荷神社の御神霊を阿太加夜神社までお運びするもの)でしたが、この後26日には「還御祭」(阿太加夜神社に安置された御神霊を再び城山稲荷神社に船でお送りするもの)が開催されますので、まだ見られていない方はこの機会に是非。

何と言っても次の開催は10年後ですので。  (まう)

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