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特別展「出雲と大和」が開幕します
1月15日(水)から東京国立博物館で、特別展「出雲と大和」が始まります。
この展覧会は、令和2年が『日本書紀』が編纂されて1300年になるのを記念して、島根県と奈良県が共同で開催するものです。
日本書紀の冒頭に記された国譲り神話によると、出雲大社に鎮座するオオクニヌシは「幽(ゆう)」、すなわち、目に見えない祭祀や神々の世界を司り、一方天皇は大和の地で「顕(けん)」、すなわち、目に見える政治の世界を司るとされています。その「幽」と「顕」を象徴する地として重要な役割を担っていた出雲と大和。その地に遺された名宝の数々を通して、古代日本の成立やその特質に迫る展覧会です。
すでに各種メディアでも取り上げられているようですが、2月9日(日)のNHKスペシャルでも関連番組が放送予定です。番組をご覧いただいた後に展覧会においでいただくとより楽しめるかもしれません。
これだけの規模で両県の文化財をまとめて見られるのは、大変貴重な機会だと思います。ぜひこの機会に、ご家族、ご親戚、ご友人をお誘い合わせの上、東京国立博物館へお出かけください。
私も上京の折に足を運んでみたいと思っています。 (M.M)
◆◆日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」◆◆
・会期:令和2年1月15日(水)~3月8日(日)
・会場:東京国立博物館(東京都台東区上野公園)
・展覧会ホームページ:https://izumo-yamato2020.jp/