しまスタブログ
いつもと、おなじ夏の日
島根県のほぼ中央に位置し、一級河川の江の川(ごうのかわ)が大きく蛇行しながら流れる、美郷町(みさとちょう)。我が家の食卓に、とれたての「鮎」が並びました。
ふっくらとした身、独特の香りに、はらわたのちょっとした苦み。小さいころから慣れ親しんだ味に、いつもと、おなじ夏の日の一コマがありました。
新型コロナウイルスの感染防止を日常の生活に取り入れる「新しい生活式」。マスクとともにある毎日にはずいぶん慣れてきたように思いますが、日々の暮らしの隅々に至る、様々な場面で「いつもとちがう」ことを実感します。
食卓の「鮎」に感じた、いつもと、おなじ夏。
「いつもとちがう」生活のなかで、「いつもとおなじ」ことを見つけると、なんだか安心したり、いつもよりもありがたく思えてきたりする気がします。 (つかちゃん)