しまスタブログ
豪華な夕飯
夕飯どうしよっか。
パンパンになった冷凍庫をゴソゴソしていると、カチカチになった「鮎」が掘り起こされました。
夏、食べきれなかったとれたてを冷凍しておいたものです。
(https://www.shimane-style.com/blog/2020/page20200803.html)
楽しみは後にとっておこうと、冷凍庫の奥の奥に大事にしまいすぎて、その存在をすっかり忘れており、発掘した時、少しだけラッキーな気分になりました。
塩焼きにでもして食べるかと思いましたが、偶然、テレビで炊き込みご飯特集を見たばかり。
せっかくなので「鮎めし」をつくってみました。
ほんのちょっとの塩で、かるく焦げ目がつくまで焼いた鮎を入れ、土鍋で炊き上げます。
お米は、私の母親のふるさと、安来市広瀬町の比田(ひだ)産。
島根県でもトップクラスの産地です。
さて、いい感じに焚けました。お焦げもばっちり。
味は、もう最高。
口いっぱいに広がる鮎の風味がたまりません。
鮎といえば、塩焼きが筆頭に浮かびますが、島根県内では、「せごし」と呼ばれる刺身や、「うるか」という塩辛、干した鮎の出汁でそうめんを食べたり、正月のお雑煮をつくったりする地域もあるなど、楽しみ方もいろいろ。
この「鮎めし」もおすすめのひとつです。
思いがけず、豪華な夕飯になりました。 (つかちゃん)