しまねのIT人材

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島根発 Rubyイメージ


県民性は「まじめ」「勤勉」「粘り強い」

島根県の人材については、「まじめ」「勤勉」「粘り強い」という声は、島根県の地元企業から、さらに県外の立地企業からも聞かれます。また、ITに関する技術も各教育機関との連携により早い時期からプログラム開発にふれる機会があり、かつIT人材育成(セミナー、コンテストなど)の充実により高度な人材が生まれる環境も整っています。

データで見るまじめな県民性
  • 国民年金納付率:全国1位(H24年度 厚生労働省資料)
  • 都道府県全納付率:全国1位(H24年度地方行財政調査会 調べ)
  • 選挙投票率:全国1位(H24年度衆議院議員選挙、H25年度参議院議員選挙)
高い定着率~立地企業の声~

島根県に立地された企業の方にうかがった際に聞かれた高い定着率へのコメントをご紹介します。

事例1:立地企業・製造業
「島根県に立地して約20年間、定期的に地元の工業高校の生徒を採用してきたが、これまで一人も辞めていない。」
事例2:立地企業・製造業
社員定着率:99.5%(平成23年のしまね産業セミナーにて社長からご報告)
事例3:立地企業・コールセンター
まじめで勤勉。退職率も低く、積極的にスキルを向上させられる。

島根県の人材マーケット

島根県は東西に長い県です。近年では交通インフラの整備が進み、自動車での移動による利便性向上による近隣都市の企業間での連携も活発になってきました。人材の確保や企業間の連携なども広域のエリアで考えることができます。

島根発 Rubyイメージ


進出したIT企業の実例

フェンリル株式会社(本社:大阪)

開設から1年で8名体制に!(松江高専のOBや新卒者を積極的に採用)

以下、コメントの抜粋。

人口、交通の便、環境などいくつかの要因はありますが、島根県と言えばプログラミング言語 Ruby の開発者である まつもとゆきひろ さんがいる県であり、毎年 RubyWorld Conference も開かれる海外からも注目されている県です。
小学生でも Ruby のことを知っていて、授業にも取り入れられるなど、島根県や松江市を中心とする周辺地域全体が、優秀な技術者を育てる環境になっています。 フェンリルではそういう環境で育った人達と、将来的に一緒に働きたいと思い、今回島根県に支社を作ることを決めました。

フェンリルサイト内のお知らせより引用

 

求めていた良い人材が来てくれたことに尽きます。当初は私たちがマネージャーとして管理する予定でしたが、松江支社で新規採用した20代のスタッフだけで安心して仕事が任せられているくらいですから。
また、島根には企業が地に足を付けてしっかりと育っていくイメージがあります。実際の離職率も低いと聞きますし、IT業界ではその辺が問題なので、大きな安心感になります。

 

株式会社アイティープロデュース(本社:東京)

順調な人材確保(中途および新卒者を積極的に採用)

以下、コメントの抜粋。

順調な人材確保も後押しになっています。2013年3月の募集に30名(経験者15名)集まり、また、2014年度の新卒内定者が6名。それ以外の2人を含めて計8人の採用を予定しています。立地場所が駅前ということや、いち早く新聞記事で扱っていただけたこともあるでしょうが、やはり、こういう職場(職種)を待っていた人が多かったのではないでしょうか。面接から採用、そして日頃の仕事ぶりを見ると、その思いをあらたにします。

 

人材確保(採用)のための支援

島根県では、人材確保(採用)のための以下のような厚い支援を行っています。

新規採用への支援

大学、高等専門学校、高校などの情報系学科生の採用支援として指導教官、進路指導担当の先生やインターンシップ制度の紹介などを行っています。
※各教育機関へのガイダンスやセミナーの開催は「一般社団法人島根県情報産業協会」が主体となって実施しています。

中途採用への支援

島根県内のIT人材は定着率が高いため人材流動性が低いのが実態です。即戦力人材の獲得はUIターン者がメインに。UIターン希望者とのマッチングのために様々な支援を行っています。

  • UIターン希望ITエンジニアをデータベース化 IT WORKS@島根
    http://www.shimane-itworks.jp/(外部サイト)
  • 東京および島根県に人材コーディネーターを配置
  • UTターン希望ITエンジニアとのマッチング交流会の開催
  • 教育機関及びふるさと島根定住財団との連携