しまね発Ruby
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「しまね発Ruby」を地域の強みに
島根県では、Ruby(オープンソース)の開発者である「まつもとゆきひろ氏」が在住しているということにより「高度技術人材の育成」や「全国の優秀な技術者の集積」を実現可能な環境があります。この環境を最大限活かすことができれば、首都圏・他地域にない強みを作れると考えています。そのため、島根県ではRubyを地域の強みと捉え、産官学民が一体となった活動を進めています。
- RubyWorld Conferenceの開催
- Ruby合宿、各種セミナー講習会の実施
Rubyを軸とした産官学民の連携
島根県では、島根県や松江市などの行政機関の支援だけでなく、県外の開発案件についてRubyを軸とした企業連携を行ったり、Rubyプログラマによる自主的な定期勉強会を開催するなど、Rubyを軸に様々な活動が行われています。そのため、Rubyについて学ぶ機会も多く、今後もより多くのRuby技術者が生まれてくることも期待できます。ここでは関連する団体、機関、施設を紹介します。
Rubyの普及と発展のため、コミュニティ、ビジネスの関係を強化することを目指し、島根県内に設立。RubyWord Conferenceの開催やRuby技術者資格認定試験の実施なども行っています。島根県では、運営やRubyWorld Conferenceの開催支援なども行っています。
Ruby Associationのサイトを見る(外部サイト)
主に県外市場での開発案件の獲得を目指し、島根県内の企業40社が参加している研究会
島根大学では、松江市と共同で”Ruby講座”を開講し、次世代を担う人材育成を進めています。
松江高専では、平成25年から3年次にRubyプログラミング授業としてRubyを授業として取り入れています。また、全国高等専門学校第21回プログラミングコンテストの全部門で好成績を収めました。
県内の若手エンジニアを中心としたRuby勉強会を月1回開催しています。
島根県内におけるOSSに関わる企業、技術者、研究者、そしてユーザーが交流することによって、技術開発力の向上を目指し産官学により設立されました。月1回程度、オープンサロンを開催しています。
松江市が主体となり、OSSと「Ruby」をテーマとした、「Rubyの街」としての新たな地域ブランドの創生を目指しています。さらに、気軽に立ち寄り、技術・情報を交換することができる場所を提供し、人材・情報の交流拠点、ビジネスマッチングの拠点としての役割も担っています。
次世代を担う子どもたちにRuby教育
島根県(主に松江市)では、官民学が連携しながら、次世代を担う子どもたちにRubyにふれる機会を提供しています。
中学生Ruby教室
- [対象]松江市内の中学生。平成20年から25年度で延べ200名以上が参加
- [講師]地元Rubyエンジニアによるボランティア
- [内容]Rubyとゲーム用拡張ライブラリ(DXRuby)を使ったゲーム作成
学生Ruby合宿
- [対象]小学生、中学生、高校生、大学生など
- [内容]数名のグループで簡単なゲームの作成やロボット制御のプログラミング、県内IT企業の視察及び交流会
民間グループによる「親子プログラミング教室」
- [対象]市内の公民館などで親子を対象
- [講師]NPO法人Rubyプログラミング少年団
- [内容]講師自らが開発した「スモウルビー」を利用した講習
NPO法人Rubyプログラミング少年団のサイト(外部サイト)を見る
2016年から松江市内の全中学校でRubyプログラミングの授業を実施
新たなIT技術者の育成のきっかけとして、2016年から松江市内の全中学校の技術家庭科の授業で「Rubyプログラミング」をすることになりました。これにより、早くからプログラム言語にふれる機会が生まれ、将来のIT技術者の種をまくことができるようになると期待されています。
[経緯と流れ]
- 2013.2 松江市立第一中学校 技術家庭科mでRuby教育(松江高専のRubyクラブの支援)
- 2013 先生がプログラミングを教える教材の開発(スモウルビー)
- 2014-2015 松江市内全中学校への拡大の施工期間
- 2016 松江市内の全中学校へ拡大(予定)