しまスタブログ
ITしまね開業体験ツアー(海士町編 その1)
2015年8月10日
※ツアー中に訪問した(株)巡の環のオフィス(後述)でスタッフの皆さんと撮影しました。
島根県は平成27年度から、島根県に移住し、個人事業者としてIT関連の事業に取り組むエンジニアの方を支援する「ITしまね開業支援事業」を設けました。これは、移住後の事業が円滑にスタートができるよう、事業所家賃、通信費、都市部への出張旅費などに対する補助を行う制度です。
そこで、この事業に関心のあるITエンジニアの方に、仕事や生活の環境、行政のサポート体制などを現地で見聞きしていただきたいとの思いから、仕事・暮らしの体験ツアーを企画しました。
第1弾として、隠岐諸島の海士町でのツアーの募集を行い、お二人のITエンジニアにお越しいただき(宮城県、神奈川県から)、8月1日(土)から3日(月)の2泊3日の行程でツアーを実施しました。
日本海の島根半島の沖合約60kmに浮かぶ隠岐諸島の四つの友人島の一つ「中ノ島」を海士町といい、1島1町の小さな島(面積33.52平方キロメートル、周囲89.1km)です。
詳しくは海士町のホームページをご覧ください。→http://www.town.ama.shimane.jp/
海士町は『自立・挑戦・交流 ~人と自然が輝き続ける島に~』を経営方針として、産業振興、定住促進、教育の充実など様々な創意ある挑戦をされており、各種メディアで取り上げられることも多いため、ご存じの方も多いかも知れません。
まずは、海士町役場から、町の概要(環境、産業、暮らしなど)のプレゼンです。近年、多くの若い方がIターンして来られている理由や、Iターンの皆さんがどのような仕事・生活をされているか?など熱心に質問していただきました。
その後、先輩移住者の職場を訪問し、事業の内容や、海士町で仕事をするメリット・デメリットなど、時に笑いや真剣な表情をまじえながら活発に意見が交わされました。
(株)巡の環は2008年に設立され、地域づくり事業、教育事業、メディア事業の3本柱を中心として、地域に根ざす取り組みを展開されています。
スタッフの石坂さんから、エンジニアの方が関心を持たれるメディア事業を中心にお話をしていただきました。石坂さん自身、Iターンをされていますが、自然豊かな海士町でのリフレッシュの仕方、地域における役割を果たす取り組み、Iターン仲間との交流の様子などを紹介していただきました。
(株)巡の環→http://www.megurinowa.jp/
次に、ケーブルテレビ局「あまコミュニティチャンネル」の番組制作をされている(合)隠岐アイランズ・メディアを訪問しました。
代表の山口さんもIターンをされた方です。精力的に町内での取材を行い、ユーモアをまじえて楽しく伝える番組づくりをされています
「月刊あまチャンネル」の人気キャラクター「影の声D」に扮して記念撮影です。そんな気さくな山口さんがつくる番組は、町内の皆さんの貴重な情報源にもなっているようです。 ≪つづく≫ (にしこくん)
◇ITしまね開業支援事業・体験ツアーの詳細についてはこちらをご覧ください。