しまスタブログ
しまねWeb系ペアプロハッカソンを開催!(その1)
2015年10月27日
このブログを読まれている方には無用の解説かも知れませんが、IT業界でさかんに行われている「ハッカソン」とは「ハック」と「マラソン」を組み合わせた造語で、エンジニアの皆さんが技術、アイデアを持ち寄り、競い合う開発イベントの一つ、ということです。
IT企業のサテライトオフィスの開設が進み、エンジニアの数も増えている島根県。県外から来られている方も多いので、こうしたイベントを開催することが皆さんのネットワークづくりに役立つかも知れない!と考えた私たち。ぜひ自分たちで「ハッカソン」を開催してみたい!ということから、とりあえず実験的に小規模なハッカソンを開催してみようとの運びになりました。
今回お声掛けして集まっていただいたのは、サテライトオフィスのエンジニアの皆さんと、地元の専門学校「松江総合ビジネスカレッジ」(通称ビジ専)(リンク/http://www.bijisen.ac.jp/)の高度情報科でWebデザインを勉強している学生の皆さん。
会場は以前にこちらのブログでも紹介したガリレオスコープ社の古民家オフィス(リンク/http://www.shimane-style.com/it_blog/2015030300066/)。その交流スペース「風神坊」を提供していただきました。
今回の進め方ですが、まず、学生側から「こんなコトを形にしてほしい」というアイデアを発表していただきます。テーマは「松江城」(先頃国宝に認定されました!)、「縁結び」、「島根の食」の3つから選んでもらいました。例えば『松江城周辺を効率良く巡ることができて、そこでの楽しみ方が分かる観光客にとって便利なスマホアプリ』や、『島根の食材を撮影するだけで、レシピを提案してくれる便利なソフト』など、様々なアイデアが出されます。『水の都をイメージした青・水色を基調にした画面』とか、『シンプルで使いやすいデザインを重視』などビジュアル的なリクエストも寄せられました。
今度は、発表を聞いたエンジニアの皆さんが、それぞれの専門や得意とする技術によってどのアイデアを実現していくか、マッチングを進めていきます。学生のアイデア、エンジニアの技術、両方が最大限活用できる組み合わせを模索してディスカッションを重ね、6チームのペアが誕生しました。
そして、いよいよチームによる開発のスタートです。 ≪つづく≫ (にしこくん)