しまスタブログ

2015年10月29日
これまた無用の解説かも知れませんが、「ペアプロ」は「ペアプログラミング」の略語で、2人のプログラマが１台のワークステーションを使って共同でソフト開発を行うこと、とされています。デザインの作り手とプログラミングの作り手との「協働」を体験してもらう今回の企画は、その「ペアプロ」の形を少し変えたものと言えるかも知れません。

日頃はデスクで仕事や勉強をしている皆さんですが、「風神坊」では畳の上やソファなど思い思いの場所に陣取ってリラックスしながらの作業風景となりました。作業に没頭している間は静かですが、ペアでアイデアを交換するときには笑い声も聞かれ、和やかな雰囲気の中で作業が進められていきます。

さて、お昼休憩。参加者の出身が県内外いろいろですので、「お国自慢」をしながらの食事が楽しいのではないかと思い、皆さんに好きな「ご飯のとも」を持ち寄っていただいて、それを紹介しながらワイワイ食べることにしました。地元食材の佃煮、ご当地ふりかけなどをご飯に乗せて楽しいひと時を過ごしました。

お昼が終わると、再び作業を進めていきます。今回の作業時間はおよそ５時間弱。限られた時間の中でしたが、最後は出来上がった（あるいは途中経過の）ソフトをお互いにプレゼンしました。

プレゼンでは、成果の説明はもちろんですが、作業の中で得られた気づき、面白かった点、難しかった点なども話していただきました。普段と違うプロセスに戸惑うところもあったようですが、皆さんが共通して、アイデアや技術を持ち寄ってチームで進めていくメリットや楽しさを語っておられたのが印象的でした。

私たちも今回の経験をもとに、楽しんでネットワークを広げていただける場づくりを考えて行こうと思いました。 （にしこくん）

◇しまねＷｅｂ系ペアプロハッカソンを開催！（その１）