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ITしまね開業体験ツアー(隠岐の島町編 その1)

2015年9月24日
島根県に移住し個人事業者としてIT関連の事業に取り組むエンジニアの方を支援しようと、島根県は平成27年度から「ITしまね開業支援事業」をスタートさせました。これは、移住後の事業を円滑にスタートできるよう、事業所家賃、通信費、都市部への出張旅費などに対する補助を行う制度です。
そして、この事業に関心のあるITエンジニアの方に、仕事や生活の環境、行政のサポート体制などを現地で見聞きしていただくために実施しているのが「ITしまね開業体験ツアー」です。

第2弾として、9月9日~11日に隠岐諸島の隠岐の島町、海士町でのツアーを実施しました。
このうち、隠岐の島町の様子を中心にお伝えします。

今回は、エンジニアの皆さんが充実した仕事・生活を送るために必要な「場」についても考えてみようと、ITエンジニアの皆さんに加え、東京、京都でコワーキングスペース、シェアオフィスを運営されている方にもご参加いただきました。場をつくる立場からの視点を加え、エンジニアにとってどんな環境が望まれるのか?議論を深めることができました。

※参加者の拠点コワーキングスペース等は、以下サイトでご覧になれます。

   ワーキングコミュニティco-ba

   新宿HAPON

   京都リサーチパーク町家スタジオ

ほとんどの皆さんが隠岐諸島は初めての訪問ということもあったので、距離感を実感していただくために、往路は航空機、復路はフェリーを利用して移動するスケジュールを組みました。航空機でしたら、羽田空港から出雲縁結び空港が約90分(伊丹空港からは50分)。出雲縁結び空港で隠岐空港行きに乗り継いで約30分のフライトですので、3時間足らずで隠岐の島に到着することができます。 

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隠岐空港に到着した後、今回の案内役である隠岐の島町定住対策課の皆さんと顔合わせです。参加者同士も初対面ですし、はじめはお互いに少々緊張気味でしたが、皆さん好奇心旺盛でコミュニケーションの上手な方ばかりのため、すぐに打ち解けて会話が盛り上がりはじめました。

世界ジオパークに認定されている独特の自然・風土、明治元年に80日間の自治を行ったとされる「隠岐騒動」の話題など、参加者の皆さんに強い関心を持っていただいたようです。

「さざえ村」で地元のさざえがたっぷり入った「さざえ丼」を味わっていただき、隠岐の島町内の視察はスタートしました。 ≪つづく≫ (にしこくん)

◇ITしまね開業支援事業・体験ツアーの詳細についてはこちらをご覧ください。

◇ITしまね開業体験ツアー(隠岐の島町編 その2)

◇ITしまね開業体験ツアー(隠岐の島町編 その3)

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