しまスタブログ

ITしまね開業体験ツアー(隠岐の島町編 その3)

2015年10月23日
交流会場、宿泊場所である「佃屋」は「隠岐の島ものづくり学校」と同じ中村地区にあります。
築120年の古民家を活用したこの体験民泊を「大将」として切り盛りするのは、静岡県出身でこの地にIターン移住された古川咲季さん。この「佃屋」をオープンするにあたっては、クラウドファンディングにより改修資金を調達するなど(参考https://faavo.jp/shimane/project/236(既にプロジェクトは終了済みです))工夫をされていますが、掃除にかけつけるなど地元の皆さんの協力が何より心強かったと、お話ししていただきました。また、前職の経験を活かして、地元事業者の依頼によりwebサイトの制作を手掛けるなど、マルチワークと呼べる働き方を実践されています。

tukudaya1.jpg

tukudaya2.jpg tukudaya3.jpg

こちらは体験型の民泊施設ですので、ツアー参加者の方にも調理をしていただくなど、隠岐の島町での生活の一部を体験していただくことができます。モリで魚を獲るなど、隠岐の島に来てから自給自足のスキルが随分アップしたという古川さん。新鮮な魚や地元の野菜を使った料理が食卓に並びます。

古川さんの話をうかがったり、それぞれの立場から地方で働くこと、暮らすことについて語り合うなど、話題のつきない交流会となりました。

やはり、都市部に比較すれば、仕事、プライベートの両方で周りの人と深く関わる必要が増えるのが地方での暮らし。そこにメリット、デメリット両方があるものの、自然豊かな環境で「自分」を表現できる今の生活を楽しんでいるという古川さんの言葉には説得力がありました。

nomado1.jpg nomado2.jpg

ところで、このツアー中にもツアー参加者の皆さんには、仕事の連絡が入ったり、急に作業をする必要ができたりしました。確かに、通信環境に関しては一部制約を受ける地域もありますが、工夫をして、移動時間(海が穏やかであればフェリーはリラックスして仕事ができるスポットとして好評でした)や、Wi-Fiスポットをフル活用して対応されいてる様子は、「さすが!」と思う場面でした。 (にしこくん)

◇ITしまね開業支援事業・体験ツアーの詳細についてはこちらをご覧ください。

◇ITしまね開業体験ツアー(隠岐の島町編 その1)

◇ITしまね開業体験ツアー(隠岐の島町編 その2)

しまスタブログ一覧へ戻る